『解放新聞広島県版』 2006年12月20日 第1850号



あらゆる不合理・矛盾と闘える力量の構築を            

                        部落解放広島県青年集会

部落解放第32回広島県青年集会が12月3日、三原市人権文化センターと大久野島を会場に開催された。

 司会の玉置友清事務局次長が開会を宣言。
 
 主催者を代表し、政平烈史県連青年部長が
「この広島になぜ原子爆弾が投下されたか。被爆地としてのヒロシマと、かつて軍都であった廣島の存在を忘れてはならない。
本集会で大久野島の歴史的事実を学ぶなかで、部落解放運動家として恒久平和の重要性と相互関係を理論的に構築しなければならない」とあいさつ。

 続いて県連を代表し、岡田英治副委員長が今日の部落解放運動を取り巻く情勢を分析するとともに、青年に対してあらゆる不合理・矛盾と闘える力量を構築してほしいと激励した。

 井上竜也事務局長が集会の基調を提案。そのなかで、今後の政治・選挙闘争における青年の重要な役割を述べた。

 続いて参加者は、大久野島で毒ガス製造に携わっていた藤本安馬さんのドキュメンタリービデオを鑑賞し、現地へと向かった。

 大久野島に到着し、島内に残る施設などを政平青年部長の案内で学習した。
 
 また、毒ガス資料館では、当時の資料や毒ガスの被害を受けた写真などを見学した。
 
 今回、大久野島へ初めて渡った青年もおり、
「原子爆弾だけではなく、あらゆる兵器は人命を奪うものと確認し、戦争の愚かさを訴えていかなければならない」との感想が聞かれた