『解放新聞広島県版』 2007年1月31日 ―第1855号
政治・経済の動向、子育てなどをテーマに 県連解放学校
県連中傷ビラの背景も
県連解放学校が1月20日、21日、福山市人権交流センターで開かれた。
第1講座は「政治、経済の動向と部落解放運動」と題し、小森龍邦・県連顧問が、「部落は政治的・経済的基盤の弱いところに押し込められて人間性が蝕まれている。だから自己と社会との関係をよく見て、無秩序に起きてくる現象を分析、洞察する理論を高め、人間力をつけて、運動の質的発展を」と強調した。
第2講座は「教育再生会議が狙うもの―公教育の在り方を問う―」として、石岡修・広教組書記長が、「改悪教育基本法は愛国心を態度で評価し、教育の市場化・民営化の流れをつくるもので、それに肉付けをするのが、安倍首相の諮問機関としての教育再生会議。憲法に照らし、地域から流れを変えよう」と論じた。
第3講座は「子どもの発達を保障するために―子どもを主人公に保育環境を考える―」として、仲原美子・東神村保育所長が、社会状況や子どもたちの姿、めざす保育、創造性や自主性、人権意識を育てるあそびなどについて述べた。
また、第4講座では、岡田英治・県連副委員長が組織の現状と、理論委員会や支部学習会などの活発化、運動の魅力を高め、後継者の育成といった課題について提起。続いて、政平智春・県連書記長が、県連中傷ビラ問題の経過と、その背景にある北部協を基盤とした安芸高田市協問題について説明。解放運動的警戒心をもって、意識統一してこれに対処することを確認した。