『解放新聞広島県版』 2007年3月14日 第1861号


狭山第3次再審闘争の強化を確認
            
     向井議長・山今事務局長を再任
           
                部落解放県共闘会議総会

               

 部落解放広島県共闘会議第13回総会と学習会が2月28日、広島市・ワークピア広島で開かれた。

 冒頭、向井高志議長が「格差が拡大する中、社会不安が増幅し、呉の大量差別紙片事件など差別事件が続発している。県共闘の活動をより強めていこう」とあいさつ。

 経過報告、決算報告の後の活動方針では、「憲法施行60周年の本年を、世界人権宣言、憲法に立脚した運動の展開によって改憲阻止の足固めの年、部落解放運動と労働運動の展望を切り拓く年としなければならない」とした上で、

1.狭山第3次再審闘争
2.県教委の解放教育・平和教育否定、競争を強める教育制度反対の闘い
3.格差問題 ――をテーマに

経済評論家・内橋克人さんを招いての講演会の開催などが提案され採択された。

 役員選出では、向井高志議長、山今彰事務局長を再任した。

 県連からは副議長に政平智春書記長が選ばれた。


冤罪が晴れるまでは―

         石川一雄さん、早智子さんが決意

                  県共闘学習会


 総会終了後におこなわれた学習会では、翌日の3月1日に新100万人署名を東京高裁に提出する石川一雄さんと早智子さんが多忙な中をかけつけ、「狭山第3次再審闘争勝利への決意」と題して講演。

 特別抗告棄却決定文を怒りをもって読んだという石川さんは、
「第3次再審では絶対に勝利するという気持ちでここに立っている。私はすぐ無罪にしろと言っているのではない。
多くの証拠に基づいて事実調べをすれば、私の無罪は明らかになる」と述べ、
検察が押収した犯人の物としている地下たびについて、
「私がはける大きさのものかどうか目の前ではかせてみてもらえれば私が犯人でないことはその場でわかる」と語気を強めた。

 石川さんは最後に、「冤罪が晴れるまで私は倒れない。これからも皆さんのご支援を」と訴え講演を締めくくった