『解放新聞広島県版』 2007年4月11日 第1865号



学校の統廃合計画反対

30人学級実現で48911人の署名提出

                     豊教連


 豊かな教育とくらしを確立する県民連合(豊教連・向井高志議長)は3月27日、県教委に対し、「学校の生徒募集停止・統廃合計画を見直し、30人学級の早期実現を求める署名」(48911人)を提出した。

 署名の要請事項は

1.これまで募停を決定した該当校については、生徒・保護者、教職員、地域の教育関係者と、早急に説明・話し合いの場を設定すること

2.「県立高等学校再編整備基本計画」や「広島県障害児教育ビジョン」の推進にあたっては、該当校の生徒・保護者、教職員や、地域の教育関係者・住民の意見を聴く場を設定すること

3.義務教育国庫負担制度を堅持するとともに、現状を維持し30人学級の実現をめざすこと

                                      ― との内容。

 提出に先だっての記者会見で向井議長は「地域の合意なしに募停を強行している。特に中山間地は大きな影響を受けている。1クラスの生徒についても国際比較で非常に遅れている」と訴えた。

 その後、県教委総務課を訪ねた豊教連役員は、署名を提出し、「署名を重く受け止め教育行政に反映させてほしい」「三次、庄原など弱い地域で大変な統廃合が進んでいる。どの地域に住んでも平等に教育の機会が与えられなければならない。地域の学校がなくなると保護者の不安、負担が大きくなる」などと訴えた。

 対応した岡田圭史総務課長は「ご意見を充分、今後に活かしていきたい」と述べたが具体的な内容については言及しなかった。

 生徒の募集停止・学校・学科・学部の統廃合については2000年4月から現在までに20校にも及んでおり、豊教連では、さらに活動を強化することにしている。