『解放新聞広島県版』 2007年5月30日 ―第1872号
基地のない沖縄を
全国各地から約5000人の参加
5.15 平和行進
5.15平和行進が5月10日から3日間、炎天下の沖縄県内で展開され、現地沖縄と全国各地から結集した約5000人が参加して「基地のない沖縄」を訴えた。
沖縄は今、嘉手納基地へのパトリオットミサイル配備、普天間基地の代替とする辺野古への新基地建設計画など米軍基地の機能強化と、米軍・自衛隊の共同訓練の拡大など、臨戦体制の強化が進められている。
2007平和行進は、この流れを、平和を求める人びとの非暴力の闘いによって戦争への道を阻止するとともに、一日も早い米軍基地の完全撤去を実現しようと企画されたもので、初日は北部の国頭〜名護を行進、2日目、3日目は3コースに分かれて、辺野古、万座ビーチ、摩文仁平和祈念公園をそれぞれ出発し、各コースとも反戦・平和、基地撤去、憲法擁護を訴えながら約50キロの道のりを歩いた。
12日の午後5時30分からは、全ての行進参加者が北谷球場前広場〔北谷町〕に合流して、「復帰35年平和とくらしを守る県民大会」が開かれた。集会であいさつに立った崎山嗣幸平和行進実行委員長(沖縄平和運動センター議長)は、参議院の委員会における国民投票法案の強行採決(5月12日)を厳しく糾すとともに、「占領27年間、復帰後35年間、今も在日米軍の75パーセントが押し付けられ、県民の命と財産を脅かし続けている。この行動を機に、真の平和を実現する闘いをいっそう強化しよう」と訴えた。
13日には、自治体の首長をはじめ多くの沖縄県民が参加した「嘉手納基地包囲行動」に合流して、「米軍再編成を積極的に支え、戦争のできる国づくりへ暴走する自公安倍政権の策動を許さない」ための行動を展開した。
なお、平和行進には県連から山下真澄副委員長ら2人が参加した。