『解放新聞広島県版』 2007年9月5日 ―第1886号
差別と疎外からの解放を女性のちからで
部落解放第34回広島県女性集会
部落解放第34回広島県女性集会が「差別と疎外からの解放を女性のちからで」をスローガンに、午前中の大会に続き、午後から同会場で開かれた。
来賓あいさつを香渡清則広同教事務局長、栗原君子新社会党県本部委員長から受けた後、集会の基調提案がおこなわれた。
記念講演は、はじめに沖縄出身で現在福山市芦田町に住んでいる日村美幸さんが、「沖縄戦を体験した母の話から」と題して、沖縄に生まれ、戦争のため学校へ行くことができなかったお母さんが、70歳のときに通信教育で高校へ行き、その時に書いた作文を紹介しながら、お母さんへの想い、平和への思いを述べられた。
その後、地元で活動をしている「いちゃりばちょうでぇ踊り隊」よるエイサー(沖縄でお盆の時期に祖先の霊を供養する踊り)が披露された。
つづいて東部協女性部による「語り継ごうわたしの生きてきた道構成詩『今を生きる未来(あす)を生きる』」の朗読がおこなわれた。東部協内各支部女性部の闘いを中心に、これまで発表された作品(詩)で構成されたもので、先輩たちのいきざま、怒り、闘いへの思いが鮮やかに描きだされ、参加者と大きな感動を共有し、集会を終えたふせようとしている」とした上で「事実をテコに声をあげていくこと、被害者の証言を特に若い人に広げていくことが大切」と訴え、講演を締めくくった。