『解放新聞広島県版』 2008年1月16日 第1904号



 

困難な時期の運動前進を誓う

   知的練磨を―記念講演で小森顧問

            2008年県連荊冠旗開き

 

2008年県連荊冠旗開きが1月5日、福山市人権交流センターでおこなわれ約200人が参加した。

水平者宣言を青年部の水田祥江さんが朗読した後、あいさつに立った川崎卓志県連委員長は、強者の論理でつくりだされた格差社会を厳しく批判した上で、「身分と階級の統一的把握の観点に立ち、社会を構造的に分析し、闘いを仕組んでいこう」と同盟員に呼びかけた。

来賓あいさつでは、部落解放県共闘、連合広島、県行政、福山市行政、広同教、同企連、同宗連、T女性会議、新社会党、社民党の代表が「平和憲法を守り、人権確立を」「労働者使い捨て社会を許してはならない」「粘り強く人権啓発に取り組む」「教育攻撃に対し、今一度反撃していく」などと決意、激励の言葉を述べた。

続いて、3月30日告示、4月6日投票の福山市議会議員選挙に立候補予定の川崎卓志委員長(5期目)と池上文夫県連執行委員(3期目)が壇上に立ち「同盟員の皆さんの期待に応えるだけの闘いを仕組んでいきたい」「部落解放の二つの議席によって相乗効果を作り出したい」とそれぞれ決意を述べ、支援を訴えた。

恒例の記念講演は「2008年解放運動の現状と展望―知っておかなければならないこと、やらねばならないこと」と題して小森龍邦県連顧問がおこなった。

小森顧問は、知っておかなければならないこととして「部落問題は市民的権利の享有度(格差)の問題である」ことなど4項目を挙げ、やらねばならないこととして「知的練磨」など4項目を挙げた。

荊冠旗開きの最後は、川崎委員長の団結がんばろうで締めくられ、困難な中での運動前進を誓い合った。